金属加工で使われる切削工具とは?
金属加工方法の1つに、切削加工があります。
そこで用いられるのが切削工具です。
今回は、切削工具とは何なのか詳しく解説します。
▼切削工具とは
切削工具とは、金属加工方法の1つである切削加工に用いられる工具です。
切削加工では金属を削ることで成形するため、切削工具は金属を削るための道具と言えます。
▼切削工具の種類
切削工具は、大きく分けて6種類あります。
■ドリル
ドリルは、金属に穴を開けるのに用いられます。
油穴付きドリルやガンドリル・ツイストドリル・段付きドリルなどがあり、穴の深さや大きさに合わせて使い分けられます。
■フライス
フライスは、金属の側面や表面・スリットなどを削るのに用いられます。
エンドミルや平フライス・溝フライス・正面フライスなどさまざまな種類があり、目的に合わせて使い分けられます。
■タップ
ポイントタップやスレッドミル・スパイラルタップなどの種類があり、ねじ山を削るのに用いられます。
■バイト
バイトは、金属の表面を削るための工具です。
片刃バイトや突切りバイト・ロータリーバイト・中ぐりバイトなど、さまざまな種類があります。
■リーマ
ドリルで開けた穴の仕上げを行うための工具をリーマと言います。
主に航空機や自動車などの部品で使われます。
■その他
先に紹介した工具以外にも、切削加工に使われる工具はいくつかあります。
たとえば研削砥石やブローチ・ホブなどの専用工具が用いられています。
▼まとめ
切削工具とは、金属加工方法の1つである切削加工に用いられる工具です。
ドリル・フライス・タップ・バイト・リーマなどさまざまな種類があり、目的に応じて使い分けられています。
弊社では金属の切削加工を承っておりますので、金属加工をお考えの方はぜひご相談ください。