原子番号12の元素である「マグネシウム（Mg）」。
マグネシウムは工場利用されたり、製品の素材としても使用されることが多い物質です。
この記事では、マグネシウムの特徴と用途例をご紹介いたします。

▼マグネシウムの特徴
マグネシウムは、以下のような特徴をもつ物質です。

・実用金属の中でも最軽量の金属
・比強度が高い
・リサイクルできる
・振動吸収性に優れている
・切削加工がしやすい

▼マグネシウムの用途
マグネシウムは、アルミニウム合金への添加材として利用されることが多いです。
ただし、マグネシウムをメインとする場合は、マグネシウム合金として製品に使用されます。
マグネシウム合金の具体的な用途例は以下の通りです。

・自動車部品（ホイール・フレーム・パネル・オイルパンなど）
・一眼レフやデジタルカメラの筐体
・車椅子
・携帯電話
・ノートパソコン　など

世界のマグネシウム需要は伸び続けており、自動車部品としての使用が最も多いです。

■リサイクル
マグネシウムは再溶解することで、比較的容易にリサイクルが可能です。
スクラップ材から高性能マグネシウム鍛造用素材を製造し、部品などに製品化されます。

▼まとめ
マグネシウムは、実用金属の中でも比強度が高く切削加工がしやすいため、あらゆる製品の素材として使用されています。
今後も世界的に、自動車部品の素材としての需要の伸びが期待できるでしょう。
株式会社サカシタマシニックでは、金属加工事業やソーラー事業をメインとしています。
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